やむを得ない事情で直前に旅行が中止になった
参加予定だったイベントが急に延期になってしまった
こんな経験はありませんか?
そんな不測の事態に備えて、万が一のときに補償が受けられるのが旅行キャンセル保険です。
ただ、「本当に必要なの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事ではキャンセル保険が必要なのはどんな人かを私の実体験も踏まえてご紹介します。
- よく旅行や遠征イベントに行く
- 家族で旅行に行く機会が多い
- キャンセル保険に入っておくべきか迷ったことがある
旅行キャンセル保険とは?
出発前のトラブルで旅行が中止になってしまった場合、自己負担したキャンセル料や違約金を補償する少額短期保険です。
例えば、以下のような旅行直前のトラブルがあった際、条件を満たしていればご自身が負担したキャンセル料金を補償してもらえます。
- 旅行者本人もしくは同行者の急な体調不良やケガ
- 親族の体調不良やケガ
- イベントが中止や延期になった
- 交通機関が2時間以上遅延または欠航になった
- 身内に不幸があった
キャンセル保険が必要なのはどんな人?
結論から言うと、キャンセル保険に加入するメリットが大きいのは以下にあてはまる人です!
- 遠方や2泊以上の旅行を計画している
- 宿泊を伴うイベント遠征の予定がある
- 小さいお子さんを連れて旅行をする
なぜ上記に該当する人にキャンセル保険がおすすめなのか、理由を順番にご説明しますね。
遠方や2泊以上の旅行
人によって「遠方」の感覚は異なると思いますが、ここでは主に新幹線や飛行機などの公共交通機関を利用して移動するような距離を想定しています。
遠方の場合は、近場の旅行に比べて航空券やツアー料金など金額が大きくなります。
その結果、やむを得ない事情で旅行が中止になったとき、時期や人数によってはキャンセル料が数万円単位でかかってしまうことに。
宿泊費に関しても、2泊以上の場合は日数分のキャンセル料金を負担することになってしまいます。
(同じ宿に連泊する場合は1泊目のみの負担で済むケースもあるようですが、宿泊施設によっては全日分のキャンセル料金がかかることも)
このように中止になった際の損害額が大きくなりがちな「遠方」「2泊以上」の旅行を計画している場合は、キャンセル保険の加入がおすすめです。
宿泊を伴うイベント遠征をする
ライブ、観劇、音楽フェスなどのイベント参加のため、遠征をする人も多いと思います。
もしもイベント自体が中止・延期になった場合、チケット代は払い戻しされるケースが大半ですが、参加のために予約していた航空券やホテルのキャンセル料金は自己負担となってしまいます。
また、公共交通機関を利用する場合、悪天候などによる遅延や運転見合わせ・欠航が発生する可能性もあります。
イベントに参加できないだけでもショックが大きいというのに、お金をムダにしてしまうなんて絶対に避けたいですよね……
ここ数年、新型コロナウィルスの影響もあり主催・制作側の都合でイベントが急きょ中止になってしまったという例も少なくありません。
宿泊を伴うような距離のイベント遠征を予定している場合は、中止になった際のリスクが大きいためキャンセル保険でもしものときに備えておくと安心です。
小さいお子さん連れの旅行
小さいお子さんは急な発熱や体調不良をおこすこともめずらしくありません。
「昨日まで元気だったのに、旅行直前に突然具合が悪くなった!」なんてことも。
通院や看病などでバタバタする中、キャンセル料や違約金がかかってしまう事態は避けたいところ。
そのため、お子さんがいる場合は大人だけの旅行と比較し、出発間近に中止になってしまう可能性が高いためキャンセル保険の加入のメリットが大きいでしょう。
キャンセル保険を利用した実体験
私は昨年の夏に、夫と3泊4日の九州旅行を計画していました。
往復の航空券と3箇所のホテルを予約したものの、ちょうどその頃に夫の会社で新型コロナが流行(いわゆる第9波の時期)。
お互い体調管理には気を配っていましたが、万が一に備えてキャンセル保険に加入することにしました。
そして出発の数日前、まさかの理由で旅行の中止を決断することに。
理由は体調不良ではなく、「妊娠の発覚」でした!
判明からまもなくつわりの症状が出始め、その状態で飛行機に乗るのも不安があったので夫と相談して旅行は見送ることになりました。
予想外の展開ではありましたが、結果的にこの保険に加入していたおかげで約7万円のキャンセル料を補償してもらえたので本当に助かりました!
私のように、本来心配していたリスクとは別の角度で不測の事態が起きる可能性も考えられます。
上記でご紹介した3つのパターンに当てはまらない方でも、急な旅行・イベントの中止に不安を感じている場合は加入を検討してみてくださいね。
まとめ
今回の記事では「キャンセル保険は主にどんな人に必要か」をご紹介しました。
- 遠方や2泊以上の旅行を計画している
- 宿泊を伴うイベント遠征の予定がある
- 小さいお子さんを連れて旅行をする
- 急な旅行、イベントの中止に不安がある
加入を迷っている方や、これから旅行を計画している方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!